少々早く勤め先に向かう故、襟裳を立て、楚々と家を発つ・・・・
最寄の駅で見上げる冬の空は風も無く、雪もやみ真空までに澄みわたり、
東の空に厳島の女神(にょしん)の体(てい)を蔽うが如く
朝焼けの薄紅が放たれる、
浅く積もった粉雪がプラットホームに白く帯を浮かばせ、
まるで時空の裂け目が現れたようにも見えませう。
空気が ”凛” とはりつめる冬の朝・・・・・
ナンチャッテ!
よく冷えた冬の朝は文学的ですな!
ここ数年来の大型寒波に我が町も透明な夜明けを迎えました。
通勤先の駅から廻り路をしてザクザクと雪の踏み心地を味わいながら蒼き朝日を胸に受け、
身の丈の長き吾が影に追われながら勤めに急ぎませう。
・・・と、
なんか今日の私はいつもと違う!
暖かい瀬戸内で育った私にはとっても寒い朝でした・・・・・・
ちっと稚拙ながら文学を気取っての通勤でした。。。。ウウッ寒ッブ!
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