2017年8月30日水曜日

混沌と宮島の鹿に想う事!


宮島の鹿と言えば奈良公園の鹿同様にご当地の
観光の要素でもあります。

宮島の鹿は、おとなしく可愛いので
国内外からお越しになるお客様も楽しみにしています。


しかし観光客への人的依存で山から麓に降りた鹿は増えすぎ
、農作、鹿自身の健康被害等は切実な問題です。


宮島で増えすぎて猿害を起こしたニホンザル
何年か前に捕獲され高崎山に保護移転されました。

戦前は宮島に居なかった
最近は古来からの宮島の固有自然環境
影響を与えています。






カクカクシカジカ....?
鹿事情を勘案し「廿日市市宮島地域シカ対策協議会」で
「宮島地域シカ保護管理計画」
に基づいたバランスを見た保護管理対策が行われています。


宮島では鹿は飼育されておらず全て野生です。
人為的やりは禁止されています。

なので島で許容される自然の食べ物で
生存淘汰がされなければならないのです。






昨今山の自然の食べ物で鹿の増減
バランス化されて来ているようです。


人の暮らしに観光の恩恵鹿そのものとも
共存配慮必要です。







では...神の遣いとされる宮島の鹿はいったい何処から来たのか?

一説には
①神の遣いとして太古から居た
②観光のため江戸・明治に人為的に連れてこられた。
③時期不明だが本土側から食べ物を求め
自ら泳いで渡り繁殖した。

...と諸説ありますが真相は定かではありません。







自然渡来にせよ人為的せよ共存してしまった以上は
生き物大切にせねばならないと思います。


たとえば昨今の外来種による自然破壊
グローバリゼーションが引き起こした人種差別
文化の相違による地域紛争を見るにつけ。

人類の身勝手さの縮図をここにも感じます!






宮島の鹿に例えるにはレベル違うかもしれませんが!

これからの時代、地球人類同士
また人類と自然もどう折り合いをつけていくのかと?



たまには真面目に...
私も地球一員として混沌と脈絡なく・・・そんなことを
考えてしまうのでありました。



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