・・・・のレトロなlensを2本...最近手に入れました。
昭和33年、私がオギャ~とこの世に生まれた年に造られました。
Vitomatic Color-Skopar 50mm f2.8
メーカー: Voigtländer(ドイツ) 製造年:1958年
焦点距離:50mm F値:f2.8~22 絞羽根6枚
フォーカス:全群繰り出し直進ヘリコイド(マニュアルフォーカス)
最短焦点距離:0.8m
焦点距離:50mm F値:f2.8~22 絞羽根6枚
フォーカス:全群繰り出し直進ヘリコイド(マニュアルフォーカス)
最短焦点距離:0.8m
改造した方のご許可を頂き解説と分解写真を借りてきました。
VITOシリーズ中、最も人気の高いVITOMATICですが、
搭載レンズはコストより品質重視の緻密な設計製造がされています。
レンズ群はコシナ製ではなくフォクトレンダー自社製です。
他の Voigtländerモデルの前玉回転ヘリコイドに対し
全群操出直進ヘリコイド搭載で、パーツ点数の多さや内部構造の
造作は緻密で実に素晴らしい!
注*(写真は分解掃除改造した方からお借りしました)
メカ好きには堪りません☆彡
重厚なボディに秀逸なレンズは
「フォクトレンダーの技術者魂」を感じる傑作です。
lensシャッターPRONTOR SLK-Vはデジカメには不要なので
改造時に固定されていますが・・・・
シャッター速度調整リングをもし回わせれば
レンズ横の小窓にはアメリカ規格ASAとドイツ規格DINの二種類で
改造時に固定されていますが・・・・
シャッター速度調整リングをもし回わせれば
レンズ横の小窓にはアメリカ規格ASAとドイツ規格DINの二種類で
メカ式感度目安表示が出る仕掛けなっているようです。
撮影サンプルはこんな感じ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリセン・・・・・・・・・・・・・
もう一本1958年製はこれ(写真下側)
ドイツから国際郵便で直送していただきました。
Meyer-Optik Görlitz Primagon 35mm f4.5
メーカー: Meyer-Optik (ドイツ)製造年:1958年
焦点距離:35mm F値:f4.5~22 絞羽根10枚
フォーカス:レトロフォーカス方式(マニュアルフォーカス)
最短焦点距離:0.4m
焦点距離:35mm F値:f4.5~22 絞羽根10枚
フォーカス:レトロフォーカス方式(マニュアルフォーカス)
最短焦点距離:0.4m
ネットでその生い立ちをで調べてみるとPrimagonはドイツのゲルリッツに
拠点を置くMeyer-Optik社(メイヤー光学社)で
1952年から1964年にかけて生産しされていましたが
東西ドイツ分断の狭間で人民所有企業化などで買収が
繰り返され生産期間は短かったようです。
レンズは4群4枚構成
特徴は前玉に大きな湾曲した凹レンズを置きバックフォーカスを延長させることで
一眼レフカメラに合わせるため
「レトロフォーカス」と呼ばれる設計法を取り入れているとの由
近眼矯正のような方法で広角4隅の収差を吸収していたようです。
これは初期のレンズに近いようで
全レンズのコーティングはされていませんでした。
おかげでコーティング劣化を起こさずに今も前玉は綺麗です。
近眼矯正のような方法で広角4隅の収差を吸収していたようです。
これは初期のレンズに近いようで
全レンズのコーティングはされていませんでした。
おかげでコーティング劣化を起こさずに今も前玉は綺麗です。
撮影サンプルはこんな感じ!
どちらも60年近い時を経ています。
どんなユーザーの手を渡ってきたのかなと想うと
少し不思議な気分になります。
1958年といえば東京タワーが完成した年!
日本ではまだColorカメラは一般には普及しておらず
10年後の1968年頃に、やっとハーフサイズの
カラーカメラが普及しました。
このレンズ・・・どこがいいのか?....と問われると!
現在のところ特に骨董価値も希少価値も無く
今時のレンズと性能を比べるのはナンセンス。(笑)
ただの古いモノ・・・
でもノスタルジックな気分に浸れる・・・これがいいのです(*゚▽゚*)
自分の生まれ年のオールドレンズ....なんだかワクワクします!
自分の生まれ年のオールドレンズ....なんだかワクワクします!
さっ!花も咲き始めました。
このlensで写真を撮りに春の街角に出かけてみることにします。
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