戦争遺産とウサギちゃん🎵

1/9　瀬戸内芸予灘に浮かぶ大久野島の

ウサギに会いに行ってきました！

夏ならカヤックで渡るところですが今日は連絡船です。

 

 

 

 

 

広島県竹原市の沖に浮かぶ小さな島は
太平洋戦争中は謎多き化学兵器731部隊の毒ガス工場と
実験施設がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

19４５年（昭和20年）ポツダム宣言が受諾され
終戦の直前に敗戦が確定すると...

旧日本軍は書類や毒ガス工場を全て焼き払い実験機材は

全て持ち出され破棄されました。。。

 

 そのため詳しい資料は残ってないそうです。
この島は私が子供の頃は地図にさえ載っていませんでした。
戦中戦後は重要機密だったのです。

 

 

 

そして毒ガスの動物実験や食用に使われていた
ウサギちゃんだけが
廃墟の島に取り残されることになります。
（実際にはその殆どが焼き殺されたそうです）

 

 

 

 

 

取り残されたウサギの末裔は野性化し・・・・
やがてこの島にウサギ大帝国を築きます。

 

 

（実際には小学校で飼われていた８羽ウサギが野生化したそうです。）

 

 

その数は...７００羽を超えます！

今はウサギ保護地区に指定され幸せに暮らしています！
ではそのお姿をスライドショーでどうぞ！

 

 

 

（スライドショー一分間）

 

 

 

 

悲しい戦争遺産ですが

今は国民休暇村やキャンプ場、海水浴場があり

 

 

ウサギを愛でに訪れるお客様は数多です。

 

 

 

 

島中、どこを歩いていても
ウサギの群れが現れ、人懐っこく可愛い表情で

走り寄ってきます。

 

 

 

 

 

 

他にも瀬戸内には人知れず朽ち果てた
多くの戦争遺産があります。




 

 

 

ウサギちゃんたちが二度と
戦争の実験動物に使われないことを願うばかりです。

 

 

私も可愛いウサギと戯れ・・・
癒しのひと時を送ったのでありました。

 

 

 

 

 

 



 

 

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