2018年9月19日水曜日

「さんま苦いか塩ょっぱいか」に想う(*^▽^*)♪

昭和初期に雑誌「三田文学」や「すばる」で活躍した
和歌山生まれの佐藤春夫さんの詩の一説ですね。


さんま美味しい季節になりました💕
今年は豊漁で何よりです。

おかげで年越し冷凍塩さんまでなく
旬のもの頂くことができました。






(佐藤春夫:”さんまの歌”より引用)

あはれ秋風よ情(こころ)あらば伝へてよ――
男ありて今日の夕餉〔ゆふげ〕に 
ひとりさんまを食(くら)ひて思ひにふける と。
 さんま、さんま (中略)そのならひをあやしみてなつかしみて
女はいくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。 (中略)
さんまさんまさんま苦いか塩つぱいか。


多くの名だたる近代文人と時代を共にした
小説家:佐藤春夫さんが
との確執から途絶えてしまった一家団欒
悲哀ったですね。


食べ尽くされたサンマのもしも?
ひとつ間違っていれば...哀れ
我が身かも!(笑)







いえね!それでも我が家は今のところカミサンの
ご機嫌をとりながら
なんとか...糸一本でつながって
悲哀を感ずることなく
夫婦でサンマの夕餉を楽しみました。
( ´艸`)

暫く前に子巣立った初老夫婦食卓・・・
いつまでも...ささやかな
幸せが続くよう慈しみ合わねばと想った
初秋晩餐なのでありました。


世の旦那衆皆様方、日頃を省み
くれぐれもお気をつけあそばせ...ませませ!
(≧▽≦)


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